「エコロジカル・キャンパスのマーケティングを考える」

 エコロジカル・キャンパスについて私が考えたことはたばこについてである。

 それを考えるきっかけになったのは去った5月22日に行われた清掃である。その日、学部の周りのごみ拾いをしたのだが、空き缶やその他のごみとともに、たばこの吸殻があちこちに捨てられていた。今まで、気が付いていなかったが、こんなにたばこのポイ捨てがされているとは思わなかった。そして、一部のモラルがない人によってたばこのポイ捨てがされていることに心が痛んだ。

 そこで私は大学敷地内、全て禁煙にしたらどうかと考えた。

 今日、様々な場所でのたばこの規制が進んでいる。目新しいのは今年施行された美ら島条例である。この条例はたばこや空き缶のポイ捨てを禁止し、悪質な違反者には罰金が課せられる。そして、全国に先駆けて千代田区では「路上禁煙地区」を設け、そこでの喫煙や吸い殻のポイ捨てを禁止する条例が施行された。多くの自治体が見学に訪れ各地でたばこの規制が検討されている。最近県内で行われた調査によると銀行や郵便局の利用者のうち、たばこを吸わない人の約6割は待合室の全面禁煙を求め、喫煙者の約2割もその必要性を理解しているとの結果が出た。この結果をもとに県中央保健所の防煙・喫煙対策推進連絡協議会は県内各金融機関などへ待合室やロビーの全面禁煙を要請するという。

 こういった流れが進んでいるなか、私たちの大学でもたばこの規制をすべきではないのかという考えに到ったのである。

 現在、大学では喫煙場所が設置されている。しかし、きちんとした分煙が実施されていない場所もあり、教室にたばこの煙が流れてくる場所もあるというのが現状ではないだろうか。また、喫煙所以外の場所でたばこを吸い、そのままポイ捨てするという人もいるというのが事実である。

 ごみが少しでも捨てられていると他の人もごみを捨ててもいいのではないかという気持ちが強くなり、ごみがさらに捨てられるという。つまり、たばこなどのポイ捨てが行われていると、他のごみもどんどん捨てられ、悪循環がおきる可能性があるということである。これは、逆にいうとポイ捨てがなくなり、大学がきれいであれば、ごみが捨てられにくいということを示唆している。

 大学の敷地内での禁煙を実施することができれば、受動喫煙もなくなり学生の環境がよくなるとともに、たばこのポイ捨てもなくなり、大学の環境改善にもつながる。そして、このことをきっかけに学生がエコロジカル・キャンパスについて考え、よりよい大学ができあがることを期待したい。

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